Kinesis -> ErgoDox -> Let’s Split(NEW!)

Kinesisから数えて三台目のメカニカルキーボードで、初めての自作です。

パーツ

大体「格子配列で左右分離型の超コンパクトなキーボード “Let’s Split” を組み立てたよ」と「nicinabox/lets-split-guide」を参考にパーツを集めました。
ケースは参考サイトとは異なり、M2ネジ使うタイプの方を使ったのでそんな感じのリストになってます

名称 値段 調達先
PCB $8.99 x 2 MEHKEE
ケース $40 Ponoko
Pro Micro \972 x 2 マイクロファン
タクトスイッチ \313 札幌貿易
ダイオード(1N4148) \100 x 2(100本) 秋月電子
TRRS Jack \125 x 2 DigiKey
TRRS Cable \700 Amazon
USB - MicroUSBケーブル \2463 Amazon
M2ネジ(6mm) $3.49 x 2 Keebio
スペーサー $3.49 Keebio
キースイッチ \832 x 5(50個) ジェイダブルシステム
キーキャップ 1セット  
クッションゴム \373 Amazon

送料はちょっと思い出せないのだけど、だいたいこんな感じ。
ちょっとアホやったなーって思うのは、海外の通販ショップを部品ごとに使い分けたこと。店によってはかなり送料かかるので、品揃えのいい店でまとめて購入したほうがいいです。

ケースはnooges/lets-split-v2-caseで配布されているものを使っています。どのファイルを使ったらいいのかちょっとわかりづらいんですが、sandwich-split.epsを使ってPonokoに依頼を出しました。

USBケーブルは、Pro Microのジャックがすぐ壊れそうで不安だったので、MacbookのMagsafe(もうないですけど…)っぽい感じで、抜き差しせずに使えるものを用意しました。

制作について

大体前掲のウェブサイトのとおりに作っています。
あとはYoutubeでライブストリーミングしながら作ってる人を見つけたので、これも適宜確認。

特に気をつけたのは、Pro Microの裏にあるキースイッチをつけるときです。
キースイッチのピンとPro Microがくっついてショートするよー、って記述を何箇所かで見かけたので、キースイッチのはんだ付けが終わった後、できるだけピンを切って出っ張りを低くして、Pro Microと干渉しないようにしています。

あとはTRRS Jackを裏表逆につけたりとかありましたけど、比較的スムーズに組み立てられたと思います。

PCBにもろもろはんだ付け完了したところ。

完成直後。

キーマップ

keymap

現状こんな感じ。
最初はErgodox/Kinesisぽい感じにしようかとも思ったんですが、このサムクラスターがないキーボードでエンターキーとかを真ん中に持ってくるとスペースキーとの誤爆が激しくて諦めました。
慣れの問題な気もするのでそのうちまた試すかもしれない。

所感

最初はDactyl Keyboardを作る前の予行練習的なノリで作り始めましたが、出来上がってみると結構愛着わきます。なにより小さくてかわいい。

とはいえ、キー配置は二、三日ではまったくなれない(笑)

気がつくとエンターキーのつもりでスペース押すし、左右矢印キーのつもりでCtrl/Altキー押すし、かと言ってErgoDox風にすると今度は左右矢印をCtrl/Altと間違えるし…
普通のキーボードからの移行ならもっとスムーズだったと思います。

まあこれは慣れが必要な部分もあると思うので時間が経つにつれちゃんと入力できるようになるでしょう。

参考